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2024年4月17日 (水)

国語の解き方・文学的文章編

~国語の解き方~

どの科目にも共通していることですが、国語の力を上げるには実際に問題を解いて慣れることが大切です。短い文章、短い時間でいいので毎日国語の学習をしてみてください。毎日学習をすることで語彙力をあげることもできます。知っている言葉がひとつでも多いと、それだけで文章が読みやすくなります。(毎日読書をするよう勧めるのもそのためです。)

そして解き直しが最も大切です。答えを確認するだけではなく、なぜ間違えたのか、何がいけなかったのかを確認してください。テストが返却されたら必ず解き直しをしてください。解き直しは成績を上げるための近道です。

 

国語の解き方がわからないという方のために書きました。参考になれば幸いです!

~国語の解き方・文学的文章編~

「文学的文章」について。(文学的文章とは、筆者が気持ちや情景を伝えるために書いた文章のこと。)

※文学的文章を読み解く際「自分だったら…」と想像して解答しないこと。大切なのは作者が登場人物に持たせようとしている感情が何かを読み取ること。決して自分の感情で答えないようにしましょう。

国語が得意な子ほど、本文にたくさん書き込みをしています。印や線を引く習慣をつけましょう。

1,登場人物をまとめる。

・登場人物の名前を把握する。登場人物に印をつける。

・だれがしゃべった言葉か、だれの行動かを整理する。会話文や行動の描写のところに、人物名を書き込む。

・登場人物がお互いにどういう関係か整理する。

2,場面に注目する。

・時間、場所を整理する。段落ごと(場面ごと)に分ける。小説は直接的に書かないことが多い。例えば…満開の桜→春、暗闇の中→夜を表している。

3,心情をとらえる。心情は直接的に書かれていないことが多いので、文章中の描写から読み取る。

・登場人物の会話や行動から心情を読み取る手がかりとなる言葉をさがす。(例えば…うつむいた顔、重い足どり、声が小さくなるといった表現。これらは悲しい気持ちを表している。)

4,主題を読み取る。筆者が最も伝えたい思い(主題)を読み取る。

・やま場をとらえる。登場人物の気持ちの変化などが最も詳しく描写されている箇所。(さまざまな表現技法が使われていることに注意。体言止めや反復法)

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